2020/11/13 10:42

今回は、前回に引き続き,若手社員が真夏の炎天下に

「紙製使い捨て抗菌マスクケース」を配り歩いたお話しになります。

 

事務所の一室を「やってやる隊」の戦略室として貸し切り、話し合いが進んでいきました。

まずは、職場近くの大田区の飲食店をまわろうと決まり、まわり切るのに1ヶ月かかると予想しました。

しかし、いざ動き出してみると、若手4名の迅速な動きでは1ヶ月もかからないという事が判明し、

大田区周辺の川崎市、品川区、目黒区など勢い良く行動範囲が広がっていきました。

とはいえ、8月は猛暑日が続き、日に日に疲れもたまっていく中での配布活動。

勢いは段々と弱くなり、ついには熱中症一歩手前でる社員もでました。


そんな「やってやる隊」の奮闘は、一般社員、幹部にも情報共有され始めました。

「やってやる隊」に差し入れを届けるなど、コロナ禍の閉塞状況を打開しようと

必死な彼らに希望を託しているようでした。

そんな期待に応えるべく、大汗をかきながらスーツに塩がふくほどの状態でも奮闘を続け、

4人のチームワークは益々固くなっていきました

 

一方で閑古鳥が鳴く飲食店が多く、マスクケースの良さはわかってはもらえるものの、

今はそれどころではないという飲食店が大半を占めていました。

そんな状況下にあっても、徐々に何とか売上に貢献したいという

気持ちが強くなっていき、いつしか営業トークもできるようになっていきました。

すると厳しい経営の中でも彼らの心意気に触れて快く発注してくれる飲食店様も出てきました。

それでもほとんどの飲食店の経営環境は、最悪の状況。

果たして彼らは、1ヶ月で2000件の配布は達成するのか・・・

 

次回につづく